サブリースの落とし穴
サブリースとは不動産会社がアパートを一括借り上げをして家賃を保証するという、
いわゆる
転貸借のことです。
オーナー様は空室のリスクを軽減し、家賃滞納などの心配をする必要がなくなるのです。
ただし、
サブリース契約にまつわるトラブルが近年増えてきています。
日本の借地借家法では借り手が有利な法律となっています。
つまり
入居者が法律により保護された状態にあるというわけです。
実はサブリース契約の中ではオーナー様が不動産会社に貸していることとなり、
保護される対象は不動産会社になるということになります。
そこで問題になるのがたとえ契約書の中で交わした内容であっても
入居者(不動産会社)に不利な条項は無効となる点です。
たとえば「20年間借り上げて家賃の減額は致しません」と契約書の中で謳っても
この条項は無効となり、20年経たずに家賃を下げる事が可能なのです。
もちろんサブリースにはそれを度返しするメリットがあります。
ただ、デメリットが全くないわけではないのです。
サブリース契約はその問題点を把握したうえできちんとした業者を選定する事がとても大切となります。
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