敷金・家賃・更新料の金銭的トラブル
敷金は契約時にお預かりするお金で賃料の1ヶ月～2ヶ月が相場です。
ペットを飼われる際は+1ヶ月分お預かりする事が多いです。
敷金と退去時の原状回復費用の精算をめぐるトラブルは多いので契約時に取り決めをしっかりとする必要があります。
家賃のトラブルで多いのが滞納です。
以前は家賃の滞納される方に電話で督促をしたり直接お会いしてお話しをしたりしました。
大家さんが直接督促して揉めたりトラブルになったりする事が多かったです。
今では家賃の保証会社があり、滞納賃料を一旦保証会社が立替えてオーナーさんに支払われるので安心して入金されます。
更新料のトラブル
最近、賃貸マンションの更新料が「無効」であるとの判決が京都地裁で下されました。
しかし、大阪高裁では更新料は有効という判決が下されました。
無効となったケースでは、月4万5千円の家賃に対して更新料は10万円で契約期間が1年だったので毎年更新料を支払わなければなりませんでした。
有効とされたケースでは月5万2千円の家賃、更新は2年毎で毎回家賃の2ヶ月分の10万4千円の契約でした。
更新料に関しては地域差等もあり、無い所や1ヶ月分をもらう所等があり全国での統一された物はありません。
更新料に関してはこれからの裁判所の判断の動向も注視しなければなりません。