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写真の撮り方


今や賃貸物件をたくさん見て自分に会う物件を探すという方は少なくなりました。

現在、お部屋を探される方の多くはインターネットで下見をしてから不動産会社を訪れ、部屋を決める時代です。つまり、インターネットに掲載されている写真こそが命と言えるわけです。

なので、少しでも上手に写真を撮る事こそが「お客様の案内を増やす」手段と言えるのです。

しかし、プロのカメラマンのような機材やテクニックがあるわけではないのでなかなか難しい部分ではあります。そこで、赤木不動産ではオーナー様に少しでもお役に立てる様にニコンのD-610というデジタル一眼カメラを購入しました。 

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超広角型のレンズを揃え、プロのカメラマンの講習会などに参加してプロの撮影テクニックを学びました。 
そのテクニックを少しご紹介致しますのでご参考頂ければと思います。


①フラッシュは使ってはいけない!

カメラに付いているフラッシュを使うと被写体に強い光が当たってしまい、光が当たっていない箇所と大きく違和感が出てしまいます。

フラッシュを使う際はレフ版等を使い、周りに光を当てるようにします。



②露出時間を調整し、明るい写真を撮影

シャッタースピードを調整して光を多く取り入れる事によって全体的に温かみのある写真が撮れます。

この際、シャッタースピードを遅くすればする程、
手ブレの影響が大きくなるので三脚を使ったり体を固定して撮影します。

明るさの比較



③お風呂場やトイレの照明が白熱電球の際にはホワイトバランスを調整する。

カメラのレンズでは白熱電球の光を実際よりオレンジ系のものとして認識してしまいます。

その様な写真ですと、水回りが汚れているように見えてしまいます。

実際の見え方に近づける為にホワイトバランスを調整して清潔感を出します。

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④部屋の構図(壁面3辺)を意識した写真を撮る。

お部屋を広く見える様に撮る為には壁面3辺が写るようにします。

この時に壁を中心にしてもいい構図とならないので窓を重心に来るように撮ります。

好みの差がありますが、部屋の角から窓が写るようにする方法と玄関側を写す方法があります。



⑤手ブレを防ぐため体を固定する。(3脚を使用する。)

人の体は常に動いているのでブレを防ぐために脇を締めて撮影します。

一番良いのは三脚を使用してカメラを固定する事です。

カメラのスイッチを押す時にもブレる可能性があるのでリモコンスイッチを使うのが良いです。



⑥あえて高い位置や低い位置から撮影する。(基本は目線の高さ)

ロフト付きの物件や天井が高い部屋を撮る時はしゃがみながら撮ったり、脚立に乗って撮ります。

どちらも好みとなりますが、私は少し高い位置から見下ろすように撮った写真が好みです。



⑦建物の外観を撮影する際には逆光と他の建物の影を避けた時間に撮ります。

外観を撮影する時に気を付けるのは人や車が写っているとネット掲載等が出来ません。

また、ゴミ置場にゴミが残っていたりするとマイナスイメージとなってしまいます。

ポストから溢れたチラシ等が散らばっているとマイナスなので撮影前は軽く掃除しています。

逆光の中写真を撮るとカメラが太陽の強い光に反応し、そちらに焦点があってしまうので建物が暗くなってしまいます。





物件内で写真を確認出来るのがデジタルカメラの利点ですが、
パソコンに取り込んで確認すると明るすぎる事や暗かったりする事があります。

その為、色んなパターンで撮影し、図面に登録する写真を帰ってから選択しています。

様々なテクニックや小技がありますが基本的なモノをご紹介しました。

テクニックを意識しながら撮った写真と他の写真では比べて見ると大きく変わるので
(写真は第一印象が大事!)是非見比べてみて下さい。