2014年5月18日
①はじめに
②入居中の方を大切にする
③クレームを迅速に対応する
④リフォーム・リノベーション
2008年のリーマンショックから始まり、東日本大震災、消費税8%
そして消費税10%ともなると言われるこの時代
新築アパートならいざしらず、古いアパートともなると空室率が50%ともなる物件もあるそうで、
アパートを所有するオーナー様にとっては波乱万丈な時代とも言えるのではないでしょうか。
そしてその現象に拍車を掛けるように新しいアパートはどんどん建てられてきます。
つまり、今までの空室対策では対応できなくなってきているのです。
新しい時代に対応した有効的な対策を打っていかなくてはなりません。
ではどうすればよいでしょうか。
私たち赤木不動産ではそんな不安を抱えているオーナー様のお手伝いをさせていただくためにオーナー様
と手をとりあって考えていきたいと思います。
ただ、空室対策を考える前に大切なことがあります。
それは「今入居されているお客様」です。
いかにすばらしい空室対策を行っても、次々と退室されてしまっては意味がありません。
まずは「今、入居されている方」を大切にして下さい。
賃貸経営のもっとも重要なことは
入居されている方がいかに快適に長くお住まい頂けるかということです。
転勤などの理由でやむなく退出しなくてはならない場合もあるかと思います。
それでもその方が快適だと感じていれば次に入居される方も
快適だと思って頂けるはずです。
では快適に住んで頂くということはどういうことなのでしょうか。
実はとても簡単なことなのです。
それはクレームの迅速な対応です。
また、もう一つ対策があります。
これも当たり前のようなことですが継続が難しい部分です。
それは物件のエントランスを綺麗に保つということです。
たとえば建物の外観が古めかしくなっていれば外壁を塗り替えてみたり、
ポストに錆が出てきたら塗装や交換したりすることも良いと思います。
「費用をかけるのは厳しい」という場合でも
定期的に掃除をしてあげることで綺麗に保つことができます。
その他にもエントランス部に花を植えてあげるなどの方法もあります。
地道な努力かもしれませんがこれこそが入居者に快適に住んでいただく一番大切な空室対策ではないでしょうか。
一口にリフォームと言っても様々な工事があり、挙げていくときりがなく
費用も大きくなってしまいます。
そこで、これから部屋を探している方の要望をしっかりとつかむことが重要となります。
①独立したバス・トイレ
②フローリング
③収納スペース
④独立洗面台
⑤コンロ
⑥オートロック
⑦バルコニー
⑧駐輪場
⑨モニタ付インターホン
⑩洗浄機付トイレ
⑪追い焚き機能付バス
となっています。
注目したいのは①と⑪です。
①は50%以上の方が重視している設備となっています。
つまり水回りが3点ユニットだと半分もの方が見てもらえないという状況です。
そして⑪ですが追い焚き機能付バスはあまり気にされている方が少ないということです。
なのでリフォームをするにはまず独立したバス・トイレである必要があるということです。
また、フローリングもポイントとなっています。
収納スペースについては部屋の絶対的な広さがある為、リノベーション工事を行わないと
変更が難しいと思います。